2012年12月1日土曜日

カゲロウデイズコミックス1巻を読んで

カゲロウデイズのコミックス1巻を読みました。

結論から言うと、ひとつの漫画として純粋に面白いです。

今回読んだカゲロウデイズコミックス1巻は、カゲロウプロジェクトの作品のひとつです。
カゲロウプロジェクトとは、じん(自然の敵P)氏の世界観のつながっている楽曲、またそこから派生した小説や漫画などへのマルチメディア展開をしているプロジェクトの総称です。

今述べたように、小説や漫画などは、楽曲が元にあります。
しかし、今回のコミックスはその元となった楽曲を知らなくても、また先に発売になっている小説を知らなくても、十分に楽しめると感じました。
ただし、私は原曲・小説ともに知っていて、その上でそう感じたということをご注意下さい。

読んでいて、面白い漫画を読んでいるときの次のページをめくるワクワク感とでもいいましょうか、そういうものが感じられました。

また、漫画を描いていらっしゃる佐藤まひろ氏の絵が素敵です。
キャラクタの表情がとくに素敵です。
氏の描くエネちゃんかわいいです。
そして、キャラクタがかっこいいです。
とくにエネちゃんが活躍するあのシーンで鳥肌が立ちました。

このような感じで、原作(とこの場合言うのでしょうか?)を知らなくても漫画版は楽しめると思います。

ですが、漫画版からカゲロウプロジェクトを知った人には、ぜひ元となった楽曲も聞いて欲しいです。
元となった楽曲を聞いてから、漫画版を読むとまた違った音色が聞けるのではないでしょうか。

また、コミカライズにあたり、小説版から省かれている、または変更されている部分もありますので、そういったところを意識しつつ小説版を読むという楽しみ方もあると思います。

ここまで、漫画版カゲロウデイズをおススメしてきました。
しかし、楽曲の自分の中のイメージを大事にしたい、という方には注意が必要です。
小説版や漫画版は、楽曲の背景や登場人物の詳細を知ることができます。
ですがそれは、楽曲だけを知っていたときに抱いていたイメージを、壊してしまいかねません。
なので、貴方の大事にしたいものを考えてから読むことをおススメします。


おわりに
今回アニメイトでコミックスを購入したのですが、アニメイト限定版の表紙がかっこいいです。
とくに裏表紙の文字が浮き出ているところがかっこいいです。

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